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パリ政治学院という学校

今回は、私が通うパリ政治学院をご紹介します。

インターネットで「パリ政治学院」と調べても、あまり日本語での情報量は多くないですよね。出てくるのは、日本の大学の留学生体験記やWikipediaくらい。自分も、大学院調べをしていたときにとても困りました。なので、ここではどんな学校なのか、ご紹介します!

パリ政治学院は、パリのど真ん中に位置する社会科学系のグランゼコール(Grandes Écoles)の一つです。たくさんのフランス官僚や政治家、国際機関職員などを輩出していて、一昔前までは少数精鋭のエリート校だったそうです。その他いろいろについては、Wikipediaへ。正式名称は、Institut d'Études Politiques de Parisというらしいですが、学生ですらこの正式名称を知っている人は少ないでしょう。みんな普通はSciencesPo(しあんすぽ)と呼んでいます。

ここではWikipediaに載っていないことを書きましょう。まずは場所の話。

パリ政治学院は、フランス・パリのど真ん中にあります。サンジェルマン大通り沿いにあり、周りは高級ブティックやおしゃれなカフェが立ち並ぶ、まさに「パリ」といった感じの地区にあります。

そんな高級な地区にあるので、普通「大学」と言って思い浮かべるような広いお庭やキャンパスはありません。この地区にあるいくつかの建物に教室が散らばっていて、授業ごとに建物を行ったり来たりします。

メインの建物の入り口はこんな感じ。

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ビルですね。授業が始まると、この入り口の前が学生たちでごった返します。

次はここで学ぶ学生たちの話。

パリはもともと様々な人種・国籍の人たちが住んでいる都市ですが、パリ政治学院の建物に一歩入ると様々な言語が飛び交っています。正規学生、留学生、教授ともに、文字通り世界各国から来ていて、アジアからは中国、韓国、台湾、インドなどの学生を多く見かけます。日本からは、正規生よりも留学生の方が多く、東京大学や京都大学、一橋大学、慶応大学などからの留学生がいます。

パリ政治学院の修士課程にいるフランス人の多くは、学部生からそのまま進学する人が多く、当然ながらみんなとても優秀です。しかも、SciencesPoの学部生(3年間)は、3年目に必ず国外での留学・インターンをしなければならないので、第二外国語を流暢に操るフランス人もたくさんいます。ヨーロッパ人の多くにいえることですが、彼らは複数の言語を操るのは当たり前。お父さんがフランス人、お母さんがドイツ人、高校でロシア語を勉強して、中国に留学してたから、英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・中国語が話せます、なんて人もそんなに珍しくはありません。恐るべし、そして羨ましヨーロッパ人。

そんな優秀な学生たちと、パリのど真ん中の高級地区で勉強するのは、刺激的でおしゃれで楽しいこともたくさん、不便でいらいらして困ることもたくさんです。それは、これから少しずつ見ていくことにしましょう。

 

(ぺんぎん)