滞在許可の更新手続き

こんにちは、ぺんぎんです。

今回は、滞在許可の更新の手続きをご紹介します。

ついこないだやったことなので、忘れないうちに。

(※ただ、フランスの行政手続きはよくルールが変わるので、申請をする際には、最新の情報を調べられることをお勧めします)

 

 1年目の学生ビザ及び滞在許可の申請は、日本のフランス大使館とフランス入国後のOFII(Office Français de l'Immigration et de l'Intégration)という役所(フランス移民局)で手続きを行います。日本で発行してもらった長期滞在ビザが滞在許可証も兼ねており、フランス入国後OFIIで登録をすることで、1年間滞在することができます。

 

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《 ビザ or 滞在許可? 》(詳しくはこちら

  •  ビザ(査証)…フランス入国のために必要な書類です。通常、日本旅券を持っている場合、90日以内の滞在であれば査証は必要ありませんが、それ以上の滞在を目的とした入国の場合、フランス大使館で査証を発行してもらう必要があります。
  • 滞在許可…フランス入国後に、長期間滞在する場合に必要な書類です。学生用滞在許可証の場合、1年目はOFIIでの手続きを行うことで、入国ビザが同時に滞在許可としての役割を果たします。2年目からは滞在許可を更新する必要があります。

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 ですが、2年目以降の滞在許可の更新には、フランス大使館やOFIIを通してではなく、最寄りの県庁(パリに住んでいる場合はPréfecture de Policeという役所(パリ警視庁))を通してCarte de Séjour(滞在許可書)を発行するという手続きを行う必要があります。

 

 Sciences Poの学生は、Sciences Poの滞在許可オフィス(The Residence Permit Office)で手続きをすることができます。このオフィスがあることによって、事前に書類のチェックを受けられるほか、いちいちアポと取ってpréfectureまで行き、長蛇の列に毎回並び…という手間が省ける優れものです。

では、順を追って見ていきましょう。

 

1. Sciences Poオフィスでの手続き

 フランスでの行政手続きの全てに言えることですが、滞在許可の更新にもだいぶ時間がかかります。Sciences Poホームページによれば、1年目の滞在許可の有効期限より2,3カ月前に更新手続きを開始するようにと書かれていますので、例えば8月中旬に有効期限が来る人の場合は、5月中旬ごろに更新手続きを始めるのがおすすめです(学期末試験の真っただ中の時期ですが…)。

 必要書類は上記のページに書いてありますが、ここでも一度ざっと確認してみましょう(個人によって、少しずつ必要書類は変わるので、必ず上記PDFで確認してください)。

  • 本人確認書類
    • パスポートの顔写真のページのコピー
    • パスポートのビザ(フランス大使館発行)のページのコピー
    • パスポートの滞在許可証(OFII発行)のページのコピー
    • 出生証明書とその法定仏訳(在仏日本大使館に戸籍謄本を持っていくと発行してもらえます。詳しくは在仏日本大使館ホームページから。6カ月以内に発行された戸籍謄本が必要なので注意しましょう。
    • 3.5×4.5cmの証明写真3枚(少しでも微笑んだり口角が上がったりしていると受け付けてもらえないので、完全な真顔で撮りましょう!)
  • 在学証明書類
    • Sciences Poの在学証明書
    • 過去1年間の成績証明書(学生ポータルからダウンロードできます)
  • 住居証明書類
    • 自分で部屋を借りている場合
      • 公共料金の支払い明細など、氏名・住所が確認できるもの
    • 間借りしている場合
      • 賃貸契約書
      • 大家の身元が確認できる書類(パスポートや滞在許可証など)
    • 学生寮に住んでいる場合
      • 居住証明書(署名と日付があり、封がしてあるもの)
  • 経済状況証明書類
    • 直近3カ月の口座証明(ユーロ表記のもの)
    • その他、奨学金証書や就業契約書、給与明細など、安定した収入が確認できる書類

 

2. Récépisséを受け取る

 大量の書類を携えて、ようやくSciences Poオフィスをクリアしたら(基本的に1回ではクリアできません。何回か書類の不備を指摘され、向こうのミスも何度かあり…)、次はRécépisséという仮書類をもらいます。これは、本物のCarte de Séjourが発行されるまでの間、「今Carte de Séejourの更新手続きをしています」という証明をする書類です。

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 例えば、1年目の滞在許可が8月中旬に失効してしまうけれど、夏休み中は日本に帰国して、9月の頭にフランスに帰ってくる場合などにこのrécépisséが必要になります。このrécépisséを持たずにフランスを出国してしまうと、9月にフランスに入国する際に空港で足止めを食らうらしく、場合によっては入国拒否される場合もあるようです。

 

 Sciences Poオフィスでの手続き完了からこのrécépisséの発行までに、また6~8週間かかります。この発行の順番は全く不明で、Sciences Poオフィスでの手続きの順番とはあまり関係がないようです…(何でもありな国フランスです)。

 

 ということで、もし夏休みに日本に帰国したり、違う国に語学留学に行ったりなど、フランスから出国しなければならない人は、出国前にこのrécépisséが受け取れるような段取りで、更新手続きを開始することをおすすめします。

 

3. Carte de Séjourを受け取る

 Carte de Séjourの準備ができると、SMSでお知らせが来ることになっています。が、SMSを受け取らなかった人もたくさんいるようで、少なくともこのブログのメンバーは誰もSMSでの通知を受け取っていません。まったくテキトーです。

 

 なので、9月ごろになってもSMSを受け取らなかったら、確認のメールを自分で送ってみましょう。たいていの場合、もうできあがっていて、受け取り可能です。その場合に確認メールを送るあて先はこちら(SMSが来なかったとき専用のメールアドレスだそうです。頻発してるんですね笑)。

 

pp-dpg-10eb-remise-convocation-sms(at)interieur.gouv.fr

 

 晴れて受け取り可能と確認出来たら、シテ島にあるPréfectureに受け取りに行きます。パスポートとrécépisséを持っていきましょう。


これでようやくCarte de Séjourをゲットしました。

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 これは、ヨーロッパ圏内ではパスポートの役割を果たすので、様々なところで求められる身分証で、学生証では通用しない場合でもこれを見せれば大丈夫です。

 

 ただ、やはりヨーロッパ国籍ではないので、国外に旅行する際は、通常通りパスポートを持っていくほうが安全かもしれません。




(ぺんぎん)