よくある質問と回答のまとめ(FAQ)
こんにちは!いぐあなです。
ありがたいことにこのブログも読者の方から様々問い合わせをいただいております。
本当にありがとうございます!
その中で、ブログに書いておらずよくいただく質問があることに気づきましたので、今回はその中から4つを取り上げてまとめてみました。
選考の準備方法はどうなっていますか?どうやったら選考に通りますか?
出願に際しての必要事項は、それぞれの学部にもよりますが、基本的には言語能力のみで、それ以外に履歴書、志望理由書、推薦状等が選考対象事項となります。
言語に関しては、PSIAは英語のみ。他学部でフランス語で応募するためには実は英語も必要です。詳細はこちらから確認してみてください。
もちろんPSIAでも、英語と母国語以外の言語が話せることは選考にプラスになるかと思います。過去に留学経験があるなら、そういうところも含めてアピールされるといいのではないでしょうか。英語も含めて資格試験などを取得しておくと、出願の際に「添付資料」として提出できるのでアピールしやすいかと思います。
準備開始時期に関しては、早くに越したことはないかなと思います。
マスターはローリング方式で選考会議が1,2,5月にあると聞いています(1,3,5月との話もありますが)ので、年末~1月頭に出願を終えている方が選考に有利なのは確かです。
出願に必要なReferences(推薦状)は誰に書いてもらいましたか?
アカデミックからの推薦状について
ぺんぎんの経験から言えば、出身学部の教授から推薦状を書いてもらいました。ですが、基本的に教授の出身大学は気にされないと思いますし、むしろその教授の専門分野が出願する専門に近いことのほうが重要なのではないかと思い、国際法専門の教授と国際政治学・アラブ政治学の専門の教授に書いてもらいました。
SciencesPoでは国際関係学・国際安全保障を専攻しているので、できればなるべくそれに関連のある先生のほうが良かったかもしれません。
もう一人、PSIA在学中のぷらんくとんは、出身大学の教授2名(計量政治学専門と中国政治専門)からの推薦状を提出したということです。1人にはアカデミックな内容、もう一人には人柄(リーダーシップ含め)について書いてもらったとのことでした。
プロフェッショナルの推薦状について
いぐあなの場合、4年間の社会人経験を経てからの応募のため、職場の上司2人に書いてもらいました。1人はフランス勤務経験のある役職の高い人(部長)、もう1人は本人のことをよく知っている直属の上司(課長代理)に書いてもらいました。役職をずらすことで、書いてもらう内容が分散することも狙っていました。もちろん上司1人にだけ書いてもらっている人もいるので人数は自由だと思います。
英語で出願する場合の併願先の大学はどこでしたか?
キャンパスフランス(Campus France)の検索システムで探しました。
分野の指定を変えても何度か検索すればめぼしい大学がいくつか出てくると思います。
ただ、政治・経済関係で出てくるのは、広めに見ても下記くらいじゃないでしょうか。
パリ政治学院 公共政策(2年、1年、デュアルディグリー)
パリ政治学院 国際関係(PSIA)(2年、1年、デュアルディグリー)
HEC マネジメントコース(2年)、MBA(2年、1.5年、1年)
パリ経済学校 政治コース(2年)
トゥールーズ経済学校 政治コース(2年)
※ブログメンバーが探した限りの情報情報。他大学にもあると聞いたことはありますが、メンバー自らは確認していないので未掲載。
Sciences Poで○○(特定分野)に関する勉強はできますか?
結論から言うと、パリ政治学院には専門的な勉強を求めない方がいいと思います。
この大学はいわゆる官僚育成学校でジェネラリスト教育を行っているので、浅く広く色々学ぶカリキュラムになっています。すでに勉強したい特定の分野がある場合には、フランスであればそれに合うuniversitéを探した方が目的を果たせるのではないでしょうか。
出願前に注意していただきたいのは、例えば、Master in International Developmentに入学したとしても、国際開発学の授業だけをとればいいということではないので、詳しい授業のとり方についてはブログをご覧ください。
逆に、幅広に学ばれたいということであれば、Sciences Poはとても良い環境だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
やはり出願に関する質問が多いですね。
志望動機書の書き方については、このブログのほか、世界中の留学経験者が様々なブログで書いていると思おうので、ぜひそちらを参考にしてみてください!