パリ大学院生活 at SciencesPo

フランス・パリ政治学院(通称SciencesPo)に在籍する大学院生のブログです!

なぜSciences Po?①

こんにちは!

いぐあなです。

 

私は今Sciences Poに留学しているわけですが、なぜSciences Poに留学することにしたのか、について紹介したいと思います。

 

日本でも「留学」という選択肢がどんどん広まっていて、留学したい気持ちは先にあるけど、どこの国が良いのか分からない、という人も多いのではないかと思います。

 

留学先を決める時に考えたことは、そのまま、留学中のモチベーションに繋がりますので、この記事を参考にしつつ、しっかりと考えてもらえれば嬉しいです!



私の場合は、留学先の国に求める条件を考えました。

 

【国の条件① アメリカ、イギリス以外の国】

私のいた業界では海外留学に行く人がある程度いるのですが、多くの人がアメリカかイギリスを選んでいました。

せっかく海外に行くのであれば、他の人と違う経験をして特殊な人材になりたいと考えたので、アメリカとイギリス以外の国に行くことを考えました。

 

さらに、アメリカとイギリスはどちらもアングロサクソン系の国でもあるので、オーストラリアやカナダなどもなるべく避け、違う価値観に浸ろうと決めました。



【国の条件② 英語以外が公用語】

せっかく海外に行くのであれば英語以外の言語も勉強したいと考えました。

 

日本に帰ってから仕事で使うことを考えると、海外でよく話されている言語か、アジアで使われる言語が良いと思い、候補としてフランス語、スペイン語、中国語などがあると考えました。



【国の条件③ 大学以外の経験を積める都市】

大学で勉強することはもちろん、大学以外で学ぶことも留学の醍醐味だと考えました。

その意味では、田舎よりも都市の方が様々な経験ができます。

 

都市では文化を始めその国の最新のトレンドに触れられますし、特にヨーロッパの大都市であれば国際機関やその関連イベントが開かれます。

むしろ大学でも、国際機関や企業で働いている人が授業をしたりしており、より実践的な内容を学べます。



上記の条件①〜③から、パリが一番の候補に挙がりました。

 

パリは、もちろん英米以外ですし【①】、フランス語が公用語で【②】、OECDやUNESCOがある大都市【③】だからです。



また、同時に、大学を選ぶ条件も同じように考えました。

 

【大学の条件A 公共政策】

MBA、技術経営や経済学など魅力のある分野はたくさんありますが、私の場合は、今後働きたい業界を考えて公共政策を勉強できる大学に行きたいと考えました。



【大学の条件B 英語100%で修了】

留学経験のなかった私は、まずは英語を身に付けたいと思い、英語で修了できる大学院を探しました。

(英語以外の言語は第二外国語として勉強するつもり。)



【大学の条件C 教授や同級生とのネットワーク】

国籍が多様で、先生からだけでなくクラスメートからも様々なことを学べることも重要な条件でした。

一部の大学ではその国の学生が多いことが多いので、外国人の割合の高い大学を探しました。

 

また、修了生の就職先などが多様で、修了後にも教授陣や同級生と国際的なネットワークを持ちたいと思っています。



この大学の条件からは、フランスだと、Sciences Po、パリ経済学校、トゥールーズ経済学校などの公共政策のコースが候補に挙がりました。

 

最終的には、

- グランゼコールであること

- 海外の大学院とも積極的に提携していること

- 選考が一番早く一番最初に合格が出たこと

などから、Sciences Poに進学することにしました。



いかがでしたでしょうか?

 

留学に求める条件は色々あると思いますが、この記事がその条件を考える参考になれば嬉しいです。